おかげさまでありがとうございます。

 

 五月を迎えましたが、寒暖差も激しく体調管理の難しい時期でもあります。季節の変わり目に、お身体に気をつけていただきたいと思います。特に持病のある方は気をつけてください。調子が悪いなと思ったら、これくらいと思わず気をつけてください。みなさんご自身が思っているよりも身体が弱っていると思います。身体の弱っている時というのは、色々な病気を引き起こしやすくなりますので十分に気をつけてください。

 

 また難を逃れる為に、日々しっかりと功徳を積んで因縁を浄化していただきたいと思います。何かあってからでは遅いと思います。何かあった時にやっておけば良かったと思っても、既に起きてしまった事は消す事が出来ません。普段の積み重ねが非常に大切です。功徳の積み方というのは色々あると思います。神仏に帰依する事、先祖供養をする事、人に善行を施す事など全て功徳に繋がると思いますが、何かをしたら大きく積めるというものではありません。また何をするかという事以上に、見返りを求めない慈悲の心でする事が大切です。その日々の小さな積み重ねが大きな功徳となり、いざという時に大難を小難、小難を無難にしてくださいますし、大きく運が開ける事になります。それと同時に因縁の浄化も非常に大切な事だと思います。どんなご家庭にもどんな人にも、その方についた因縁というものがあります。それが様々なものを引き寄せます。水難の因縁がある方はそれを引き寄せやすいし、色情因縁の強い方はそういうものを引き寄せやすくなります。いわゆる自殺の名所と言われるような場所は、そこが条件的に自殺しやすい場所であるという事ももちろんあると思いますが、そこで亡くなった方の無念な思いが引き寄せているという事も間違いなくあると思います。因縁は私達の目に見えないだけで引き寄せ合いますので、ご自身の因縁をしっかり浄化する事でそういうものから引き寄せられないようにしていただきたいと思います。因縁を浄化する為に一番大切な事はお経だと思います。お経の力というのは本当に素晴らしいもので、お経が身体に入る事によって少しずつ少しずつ、薄紙を剥ぐが如く浄化されていきます。一つにはこの太魂院という聖地でお参りいただく事も因縁浄化の方法ですし、お掃除していただいて場を清めていただくという事も因縁浄化に繋がると思いますが、非常に深い因縁をお持ちの方が初めてお参りに来られた時には、単にお参りなさって供養するだけではどうにもならないなと感じる事があります。そういう方には本山にお参りして、ご自身の身をもって行をする事をお勧めしております。過去には毎月妙浄先生がみなさんをお連れして本山でお滝をいただいておりましたが、今となってはそれも年に三回の事となり、それ以外の月はお百度の行を行っております。このお滝は非常に霊験あらたかなものであり、治らない病気が治ったり、危ない命が救われたりした事が多々あります。またお滝で浄化できないものをお百度で浄化すると言われるくらい、ご自身の身をもって行をなさる事は底知れない有り難さがあります。自分の身体にお経が入る、自分の身をもって行をして因縁を浄化するという事は、何か魔がさしたり難を受けかけた時に、それを跳ね除けるような事に繋がると思いますので、しっかりと功徳を積んで因縁を浄化していただきたいと思います。

 

 まだまだ寒暖差の激しい日が続くと思いますが、お身体気をつけていただいて、元気に六月を迎えていただきたいと思います。

 

 おかげさまでありがとうございます。

合掌

浅田 芳順

(令和四年五月一日 法話より)